バリアフリー料理
   
第188回 〜卵淡雪かんてん〜

かんてん

   

「アクセント」
私には80歳を遥かに超えた友人が数人居ます。忙しいのでたまに会う以外は電話でお話をします。電話をかけると驚くほど受話器のむこうの声が沈んでいることがあります。私はあえて気遣って優しい言葉だけの会話はしないようにしています。先日もいつも着物だった方が最近は面倒だと言って、洋服の生活になってしまったのを残念に思ったので私は言いました「着物の方が絶対お似合いよ、この前みたいに洋服に赤いお帽子をかぶっているのをみるとまるで毒キノコみたいに見えたわ」と言いました。気を悪くされるかなと思いましたが、「ほ、ほ、ほ、そのとおりですわ」と明るく笑われて、電話を切る頃には声の調子がずっと明るくなられていました。
もちろん人にもよりますし私の言葉は毒が効きすぎますが、ユーモアを解する方は案外と多いものです。人によっては腫れ物に障るような扱いばかりするのも考えものではないでしょうか。食事も同じで、薄味のもの軟らかいだけのものだけでなく、少しスパイスを効かせて味に強弱をもたせることも必要かもしれません。かまずに飲み込めるものだけでなく舌の上にのる大きさであれば切り込みを入れる等して歯茎でかめるようなものを作ってあげられたらとも思います。
高齢になるほど個人差が大きくなるのでむつかしい事だとは思いますが・・・。


卵淡雪かんてん

材 料


粉寒天 2袋
1と1/2カップ
砂糖 100g
水飴 50g
牛乳 1カップ
   
2個
砂糖 60g
バニラエッセンス 少々

熱 量(1/8人分) 136キロカロリー
 

作り方

【1】 分量の水に寒天をふり入れて火にかけ沸騰したら弱火にして3分煮詰め、砂糖と水飴を一度に加えてさらに5分間煮詰め、火を止めて牛乳をそっと注ぎます。バニラエッセンスを少々混ぜ込んでおきます。
【2】 卵は卵黄と卵白に分けて卵黄に砂糖を30g加えて白っぽくなるまで泡立てておきます。
【3】 卵白は軽く泡立ててから残りの砂糖を加え、固くなるまで泡立て卵黄と合わせておきます。
【4】 【3】の卵に寒天液を少しずつ混ぜながら加えて、ボウルの底を氷水で冷やしながら更に混ぜ少しトロミが付いたら急いで缶に流します。
【5】 卵淡雪かんてんの完成です。
次回は「シフォンケーキ」です。


トップに戻る