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  はじめまして、山際千津枝です。
今回、バリアフリー料理と銘打ちまして、介護を必要とされる方にだけでなくどなたでも美味しく食べられる料理を、毎週水曜日に、ご紹介させて頂いております。

 バリアフリーの考え方は、建築の中だけでなく、生活のあらゆるものに広がりつつあります。人の思いやりが、形になってきていると思うと嬉しいですね。高齢者や障害者のために、バリアフリーの視点で開発された様々なものは、若い人や健康な人にとっても、とても使いごこちのよい物です。

 では、バリアフリー料理とはどんなものなのでしょう。
もちろん、高齢者や病気の人のためにと考えられた料理です。噛む事や飲み込む事が多少不自由になっても、口から食べる事を大切に考え、食べ易いように工夫したいと思います。

 美味しい事は、誰にとっても何より大切な事です。作り方も、身体が思うようには動かない人のことも、考慮されていなくてはなりません。若くて健康な人でも、時間がなかったり、不器用だったり、料理は苦手と思い込んでいる人にもお役に立てたらと、思います。

 手に入りやすい素材、経済的であることはもちろんです。美味しい食べ物は、身体を健やかにするだけでなく、人生そのものを豊かに幸せにしてくれます。しかし、食べ物の好み、病気の種類、噛む力、飲み込む能力、消化能力、食欲等は一人一人全く違います。当然相手によって細かな調節が必要ですが、どんな工夫が要るのかの答えは、食べる人からしか得られません。難しいことですが、いつも優しいまなざしを向ける努力はしていたいですね。

 さぁ、作ってみましょう。
先ず、自分の心のバリアー(障壁)をフリー(自由)にして。



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プロフィール

料理研究家・栄養士
山際千津枝
1947年 北九州市生まれ
1967年 料理研究家として活動を始める
1983年 山際生活デザイン研究所を設立
現在、テレビやラジオのレギュラーをはじめ各地での講演や料理教室の講師など幅広い展開で活躍中。
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