NO.6  床ずれ予防のマッサージ
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部分浴

床ずれは、たいへん痛く辛いものです。
元気で床ずれの心配がないと思われるような高齢者でも、体力が落ちるとすぐに床ずれになってしまうことがあります。日頃から床ずれの原因とできやすい場所に気をつけて介護することで予防に心がけましょう。

「床ずれの原因」
同じ姿勢で寝ていると、からだの一部に血液が通いにくくなり、栄養が不足して皮膚が崩れていきます。同じ姿勢で長く寝ているとき、寝具で擦れたり、皮膚と皮膚が擦れ合ったり汗や便、尿などで汚れているときもできやすくなります。
また、栄養状態が悪いときや全身に衰弱がみられるときにもできやすくなります。
「床ずれの予防」
同じ部分を長時間圧迫しないことが一番の予防になりますので、起きている時間をなるべく長くつくりたいものです。一人で座れないときは、背もたれやクッションを使って座る機会をつくりましょう。座る姿勢が取れない場合は、からだの向きを変えます。
アロママッサージ

床ずれの予防に、マッサージは血行をよくするので最適です。
また、皮膚を強くしたり、殺菌効果のあるエッセンシャルオイルを使うことで効果 が増します。
床ずれは、骨の突き出した部分にできやすいので(図1)その部位と周辺をマッサージします。

注意事項
床ずれの初めの症状である皮膚の赤みが出ているときには、マッサージをしないでください。その部分の皮膚が弱くなっているため、皮膚を擦って症状を悪化させることがあります。
目的別お薦めオイル  
皮膚の強壮 フランキンセンス
ゼラニュウム
オレンジ
皮膚の殺菌 ラベンダー
ティトゥリー
用意するもの
植物性オイル 10cc
好みのエッセンシャルオイル 2滴
小皿・小さなスプーン
※マッサージ用のオイルは、ハーブ・アロマショップで販売しています。詳しいお問合せは、アルブルまで。(092)323-3806
床ずれしやすい部位
図1
1.耳
2.肩
3.ひじ
4.腰骨
5.ひざ
6.くるぶし
7.後頭部
8.肩甲骨
9.手首の関節
10.尾てい骨部
11.かかと
 

マッサージオイル
●マッサージオイルの作り方
オイル1 オイル2 オイル3
1.植物性オイルを小皿に入れる 2.エッセンシャルオイルを1滴ずつ慎重に加える。 3.小さなスプーン等を使ってよく混ぜあわせる。

マッサージの方法
1.マッサージする側がまずゆったりとした気分で。
2.話しかけながらすると心も体もリラックスできます。
3.優しく柔らかい力加減で。
4.手を温めてから行います。
  (オイルをつけ手を充分に擦りあわせて温めておく)
5.時間は一回三十分以内が適当です。
マッサージの基本
方法1 方法2
1.すべりがよくなるように病人の汗を前もってふいておく。 2.介護者も手の汗をふき、パウダーをつけ、温めておく。
方法3 方法4
3.どこをマッサージするときでも、心臓の方向に向かって行う。 4.力まかせにやってはいけない。やわらかいタッチでなめらかに。
方法5
5.「さする」で始まり、「さする」で終わるようにする。
背中のマッサージ
方法1 1.両手の手のひらをそろえ、背骨に沿って肩までなでていく。
方法2 2.肩甲骨のところにきたら、外側に大きく円を描くようになでる。
方法3 3.肩から腰へ背骨に沿ってやさしくなでおろし、お尻の下で自然に力を抜くようにする。

 
リーフ
情報ご提供は、「絵本と香りのアルブル」さんです。
アルブル
リーフ
 
アルブルとはフランス語で”樹”を意味します。
人と人とのつながり、自然との共生を香りでお手伝いできたらと願っています。
 

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