香るケアルーム
  NO.2  部分浴をやってみましょう
 
部分浴
今回は、介護現場でもちいられる部分浴(手浴・足浴・座浴)にアロマセラピーをとりいれてご紹介します。部分浴は、介護の現場のみならず<アロマセラピー>や<ハーブ療法>でも、よくおこなう入浴法です。

部分浴の利点は、体調が良くないときにでも短時間で手軽にでき、全身浴に劣らぬ効果を上げることができます。また、受ける側も身体的な負担が少なく、入浴によるサッパリ感も充分に味わうことが出来ます。
温熱・保温効果
体が温まり、血液の循環がよくなります。全身浴に比べ、心臓に負担をかけずにすむ上、全身浴と同程度の効果があります。
また、エッセンシャルオイルを加えたことにより、より保温効果が上がります。
消毒・消炎効果
エッセンシャルオイルに含まれる成分で、抗菌作用のあるものなどが雑菌の繁殖を防いで、皮膚を清潔にしてくれます。炎症を抑える作用もありますので、皮膚を強くします。
香りによるリラックス効果
エッセンシャルオイルをお湯に入れると、成分が揮発し香りがただよいます。肺や皮膚から吸収された成分は、自律神経系に働きかけて、よりリラックスできます。また、香りの種類により色々なイメージ(花・草・季節など)の広がりも楽しめます。
  
しかた
 ●● お湯の温度 ●●
<手・足浴>の場合
普通の入浴時よりやや熱めのお湯(40〜42度)を使用
<座浴の場合>
普通の入浴よりややぬるめのお湯(39〜37度)を使用(但し、高齢者の方は、お湯の温度に対しての感じ方に個人差の幅が大きくなりますので、温度調節には気をつけてください)
手浴
肩・首の凝りや風邪の時にお薦めです。
方 法
洗面器(両手首まで十分に入るもの)に、普通の入浴温度よりやや熱めのお湯(40〜42度)を用意して、エッセンシャルオイルを1〜3滴入れます。
10〜15分間、両手をつけておきます。(お湯の温度や体調でこれより短かくてもかまいません)
目的別お薦めオイル
肩・首の凝り、目の疲れ+リラックス マジョラム・スイート
風邪気味(鼻づまり・咳)+リフレッシュ ユーカリ・ラディアタ
手浴
足浴
血行不良による、むくみや冷え症・不眠などの時にお薦めです。
新陳代謝を活性化させる手軽な方法ですので、足浴は特にお薦めです。
方 法
両足がゆったりと入るバケツに、普通の入浴温度よりやや熱めのお湯(40〜42度)を用意して、エッセンシャルオイルを1〜3滴入れます。10〜15分間、くるぶしの3〜4cm上までつけておきます。(お湯の温度や体調で、これより短かくてもかまいません)
目的別お薦めオイル
足のむくみ+幸福感をもたせてくれる グレープフルーツ
血行をよくする+精神を活気づけてくれる ローズマリー
しもやけ+心を落ちつかせてくれる ローマンカモミール
足浴イラスト
座浴
日頃の尿や便による不快感をサッパリさせてくれます。
エッセンシャルオイルの持つ抗菌作用で皮膚の清潔さを保ち、消炎作用や保湿成分により皮膚を強くしてくれます。
方 法
タライに、普通の入浴温度よりもぬるめのお湯(37〜39度)を用意して、エッセンシャルオイルを1〜2滴入れます。
5〜10分間、おへその少し下までつかるくらい入ります。(お湯の温度や体調で、これより短かくてもかまいません)
目的別お薦めオイル
皮膚のバランスを整える+リラックス ラベンダー
抗菌・皮膚を強くする+リラックス サンダルウッド
座浴イラスト
aroma_bar
介護に疲れたらアロマを使ってちょっとエステ
お肌
●● フェイシャルサウナ ●●
手浴をするまえに、熱湯よりやや低い温度のお湯を入れて、エッセンシャルオイルを2〜3滴入れ約5分間湯気に顔を当てる。
この時、バスタオルで顔と容器を覆うとスチーム効果で毛穴が開くのでクレンジング効果があります。
疲労感がある時は、2日に1回ぐらい行なうと効果的です。(目には刺激になりますので、閉じて行ってください)
お薦めエッセンシャルオイル
肌の乾燥に サンダルウッド
かゆみや腫れを抑えて肌を強化する ローマンカモミール
殺菌&消毒の働きで炎症やかゆみを抑える ラベンダー
フェイシャルイラスト
 
リーフ
情報ご提供は、「絵本と香りのアルブル」さんです。
アルブル
リーフ
 
アルブルとはフランス語で”樹”を意味します。
人と人とのつながり、自然との共生を香りでお手伝いできたらと願っています。
 

戻る