カラーコミュニケーション
NO.6 照明の光源の種類について  バックナンバー

 
 

ケイズ・カラープランニングKURODA(くろだ)です。

色彩計画コンサルタントの立場から高齢者施設の考え方についてコメントしていきたいと思います。色彩の持つ多くの効用をうまく活用していただき、安全で快適な空間づくりにお役立て下さい。
また、心理的に与える影響についてもご紹介していきます。

お楽しみに。 
 

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今回は照明環境を配慮するために光源の種類についてのお話です。
まず、一般住宅などで使われる光源の種類には大きく2タイプあります。白熱灯と蛍光灯です。
部屋の機能性を高めるには照明の光の種類の特性を活かし上手に利用しましょう。

まず白熱灯と蛍光灯での見え方の違いを知りましょう。

 


     
 

1.光の色相色相=色みについては2月の内容をごらんくださいの違い

白熱灯
赤みがあり黄色っぽくあたたかなかんじ
<図A-1>
<図A-2>

蛍光灯
さわやかで青白くすずしげなかんじ
<図B-1>
<図B-2>


2.光の特性の違い

白熱灯
凹凸のあるものに影をつくる
きらめき感がある
<図C>

蛍光灯
凹凸のあるものでも影をつくりにくい
フラットなかんじ
<図D>

3.心理的効果

白熱灯:やわらかい光が心をなごませ落ち着いたリラックス感を与える

蛍光灯:クールで活動的な感じが作業効率をあげる


4.ランプの寿命

白熱灯:寿命が短く経済性は低い。つけ消しを頻繁に行う場所(廊下、階段)におすすめ

蛍光灯:寿命は長く経済性が高いので、長時間つけっぱなしの空間におすすめ

 
     

 
 

以上の特徴を配慮すると一般的にはリビング、ダイニング関係の空間には白熱灯。
作業現場(キッチン、勉強部屋の全体照明など)は蛍光灯がふさわしいでしょう。

また、お互いの特徴を補うために組み合わせて使用することも効果的です。

最近の蛍光灯には白熱灯の暖かい色みをもつ電球色が登場しています。光の特性はかわりませんが 演出効果が白熱灯に近づきます。長時間使用する空間で落ち着きを出したい時、施設などで経済性を高めたい時には便利です。

照明器具の特徴をよく把握してその空間にふさわしい照明を選び、部屋の用途や イメージにあった演出をしましょう。

 
 

以上につきましてご質問、ご相談のある方はお尋ね下さい。



次回はいよいよ色のもつイメージに
関してのお話にはいりましょう。

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●黒田尚美 プロフィール●
 

福岡市在住。
1990年、『K's Color Planning』を創設。
建物の内装外観、商品企画、店舗・企業の販売促進イベントなどの色彩 戦略に関するコンサルテーションを行う。
表現学校エコール・ド・メチエ福岡校(ケイズ・カラープランニング内)の企画、運営を行い、講師もつとめる。
色を効果的に活用した住みやすい環境づくりを推進するなど、色の持つ不思議な力を深く追求している。

 
 


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